入試動向分析

2009年の私立大入試はこう変わる!【2008年9月】

2008(平成20)年度

 夏休みも後半、いよいよ受験勉強が本格化する秋に突入する。ここでは、2009年の私立大入試(おもに一般入試)がどう変わるのか、どんな大学や学部・学科が新設されるかを紹介する。2009年入試の受験生には、『入試科目・配点』とあわせ、志望校の情報をしっかりつかみ、効果的な受験対策をたててほしい。

 

※この記事は『螢雪時代・2008年9月号』の特集より転載。(一部、webでの掲載にあたり、加筆・変更を施した)

 

 

積極的な「新増設・定員増・入試改革」で難関大に人気集中!?
人気校の変更点を総まとめ!中央大で“学部共通入試”を導入。
同志社大・関西学院大が定員増

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 全国のおもな私立大の2009年入試変更点のうち、志望動向に影響しそうなポイントをピックアップした。2007~08年ほど大規模な変更はみられないが、中央大・東海大の“学部共通入試”の導入、同志社大・関西学院大の定員増が注目される。

 
 

志望校の入試スタイルを把握し
効率的な受験対策を!

 

 私立大入試のスタイルは多様かつ複雑で、しかも毎年のように変更される。志望校の入試にどんな特徴があり、どこが前年と違うのか、気になるところだ。
 「螢雪時代」編集部では、全国の大学から2009(以下、09)年入試の概要(入試科目・配点、募集人員、入試日程など)を掲載した「入試ガイド」を集めた。その中から、全国各地区で志願者数の多いおもな大学について、08年に比べ大きく変更され、志望動向や難易変動に影響しそうな注目ポイントをピックアップ。センター試験(以下、セ試)を新規に利用する大学・学部については、すでに(当サイトにて)募集人員等を紹介したので、それ以外の変更点を一般入試中心に(一部、推薦・AO入試も)、以下、ご紹介する。
 2009年の私立大学『入試科目・配点一覧』とあわせ、志望校の入試スタイルについて把握し、得意科目を最大限に生かせる、効率的な受験対策や併願作戦をたてよう。そして、詳細については各大学の入試ガイドや募集要項を必ず取り寄せ、しっかり確認していただきたい。

 

●変更点一覧の見方

 文中、学部・学科名は原則として略称とし、「学部(学科)」のように記載した。入試方式・日程等も略称とし(例:セ試利用入試前期→セ試前期)、変更点は「08年→09年」で表記した。また、誌面の都合上、学科単位の変更や、前年に比べほぼ変更のない大学については、原則として割愛した。

 
 

一般・セ試併用型の導入や、
セ試利用の募集回数増が目立つ

 

 09年私立大入試は、4(6)年制大学の受験生数の減少が08年より小幅(08年5%減→09年2%減:旺文社予測)なこともあり、志願者は全体で「一般入試=微減、推薦・AO=ほぼ前年並み」となろう。
 その中で、大都市圏の難関校や大規模校における新増設や入試改革は、合格者を絞り込む傾向と相俟って、さらに人気度・難易度を高める結果につながろう。一方、小規模校では“定員割れ”が続出し、「2極化」がますます進むものとみられる。
 選考方法の変更としては、07年の法政大・明治大、08年の東京理科大・関西学院大ほど大規模ではないが、やはり「学部共通入試」「一般・セ試併用型」の導入や、セ試利用入試の募集回数の増加(例:セ試中期を導入し2→3回に)が目につく。学部共通入試は、複数学部・学科を同時に出願でき、しかも従来日程に比べ出題レベルが易しめといわれるが、募集枠が小さいので高倍率になりがち、要注意だ。
 一方で、中京大・武庫川女子大など、細分化した入試方式をスリム化する動きも見られる。
 この他、同志社大・関西学院大が定員増を行うなど、難関校の積極的な規模拡大が注目される。また、学費の値下げ、特待生制度の充実、受験料割引制度の導入といった、経済面で受験生にアピールする改革も目立つ。さらに、試験会場を見直し、遠隔地の会場を廃止し、自校キャンパス付近に新設(例:東京の大学が首都圏に設置)する傾向も強まっている。

 
 

北海道・東北~関東・甲信越

 

東海大で理系10学部の共通入試を導入、
医学部の学費を値下げ


学部共通入試の例

●札幌大
 (1)法・経営を各2→1学科に統合し、定員を法300→220、経済300→250、経営350→280、外国語150→110に縮小。(2)外国語の一般入試をA・B日程に分割。(3)一般A日程の試験場を北見・帯広に増設。(4)文化のB日程が「小論文→学科試験2科目」に変更。
●北海道医療大
 歯・薬・看護福祉・心理科学のセ試後期で、英語が「必須→選択」になり、3→2科目に軽減。
●東北学院大
 経済で夜間主コースを募集停止。
●東北福祉大
 (1)一般A・C日程で「学部統一試験」を新規実施。(2)学外試験場を増設(一般B日程=札幌・さいたま・東京、一般C日程=さいたま)。(3)2学科以上併願する場合の受験料割引制度を導入。
●獨協大
 (1)外国語・経済・法でD方式(2科目型)を廃止。(2)法のC方式で国語が「必須→選択」となり、3→2科目に軽減。(3)B方式(全学部共通試験)の募集枠を280人→375人に拡大し、受験料割引制度を導入。(4)法で公募制推薦を新規実施。
●青山学院大
 社会情報でA方式(歴史・数学・英語の3科目)を廃止し、B・C方式を「A・B方式」に名称変更。
●亜細亜大
 全学部日程入試のT方式(全学統一試験)を導入する(国語・英語の2科目:試験日2/24)。学部別の募集人員は、経営15人・経済10人・法10人・国際関係7人で、複数学部・学科への併願が可能。
●北里大
 (1)薬のセ試利用を6→5科目(理科2→1科目:化学が必須→選択)に軽減。(2)看護の一般入試を3→2科目に軽減(数学・理科が必須→選択)。(3)理(化学)、医療衛生(健康科学)でセ試後期を新規実施する。
●工学院大
 (1)一般入試の試験場を変更。S日程=仙台・郡山・新潟・甲府・長野・福岡を廃止、横浜に増設/A日程=郡山・広島を廃止、横浜に増設/B日程=千葉・八王子・横浜に新設。(2)S日程を募集人員増(162人→200人)。
●慶應義塾大
 (1)薬学部以外の学費制度を全面的に改定。入学金を「34万円→20万円」に引き下げ、学費項目を「7→5」に整理する一方、「在籍基本料(6万円)」を新設する。4学部で授業料を、9学部で施設設備費を値上げし、初年度納付金は文・経済・法・商でアップ、医・理工・総合政策・環境情報・看護医療でダウンする。(2)薬の一般B方式の試験日を2/4→2/12に繰り下げる。
●国士舘大
 一般中期を新規実施(試験日2/20)。2科目型(英語必須、国語・数学から1。ただし文は国語・英語必須)で、学部別の募集人員は、政経35人・体育27人・理工20人・法20人・文24人・21世紀アジア5人。
●駒澤大
 全学部統一日程(医療健康科学を除く6学部)で、同一日の複数出願が「不可→3学科・専攻まで併願可」となった。また、併願時の受験料割引制度も導入した。ただし、経済の3学科(経済・商・現代応用経済)は、学部内も含め、他学科・専攻との併願不可。
●芝浦工業大
 (1)デザイン工学部を新設予定。(2)システム理工に「数理科学科」を増設予定。
●成蹊大
 全学部日程入試のE方式で、学外試験場を首都圏(浦和・横浜)に新設する。
●大東文化大
 (1)「全国入試」の学外試験場を、青森・盛岡・秋田・山形・水戸・宇都宮・高崎・東松山・千葉・甲府に増設し、会場数が「14→24」に大幅増。(2)一般3教科の試験日を2→4日に増加(試験日自由選択制)。
●中央大
 (1)法・経済・商・社会の社会科学系4学部で、共通問題による「統一入試」を新規実施(上の図2を参照)。学部別の募集人員は、法100人(4教科型55人・3教科型45人)、経済60人、商60人、総合政策30人(4教科型15人・3教科型15人)。教科・科目の選択により、同時に複数学部の出願が可能。(2)商のセ試併用方式で、セ試を「1→3教科」に増やし、個別試験を「独自試験日→一般入試の問題を使用」に変更。(3)法で「フレックスA・B」のコース制を廃止。
●玉川大
 (1)全7学部で「全学統一入試」を導入する(2科目型:試験日2/2)。複数学部・学科への併願可。学外試験場を8会場(おもに首都圏)設置する。(2)全学統一・学部別・セ試利用の各入試制度内で、複数学科を併願する場合の受験料割引制度を導入。(3)農・工・リベラルアーツでAO入試体験型を新規実施する。
●東海大
 (1)情報デザイン工学部を募集停止。(2)生物理工・芸術工・情報通信・理・情報理工・工・開発工・海洋・産業工・農の10学部で、共通問題による「理系学部統一入試」を導入する(試験日2/2)。3科目型(数学150点・理科150点・英語100点)で、同時に複数学部・学科の出願が可能(3併願まで可)。試験場を全国18ヵ所に設置。(3)国際文化・生物理工・芸術工・総合経営・産業工の5学部でS方式(北海道・九州の地域限定入試)を廃止。(4)理・工のA方式で、数学の出題範囲に数Cを追加(ただし、数IIIとの選択問題として)。(5)医で,学費(初年度納付金)を1,089万円→778万円に値下げする一方、A方式の受験料を3万5千円→5万円に値上げする。(6)医・体育・健康科学以外の16学部で、セ試後期を「3→2科目」に軽減し、英語からリスニングを除外。(7)総合経営・産業工・農のセ試前・後期で、国語から古文・漢文を除外。(8)B方式(3教科受験の高得点2科目判定)が、文系・理系別科目から、文・理系共通科目(英語必須、国語・数学から1、地歴・公民・理科から1)に変更。また、学外試験場を岡山・松山に増設、広島・高松を廃止。(9)13学部のAO入試で「自己推薦型」を導入する。
●東京経済大
 (1)経営(経営)で定員増(275人→325人)。(2)一般前期で受験料割引制度を導入(2日目以降の併願で5千円割引)。(3)前期2教科型で水戸・静岡に会場を増設。(4)セ試前期で2教科型に加え、3教科型を新規実施。
●東京女子大
 (1)文理・現代文化の2学部10学科を「現代教養」の1学部4学科12専攻に再編・統合する。(2)セ試利用のB方式後期とC方式を「3月期入試」に統合し、各学科(専攻)で次のように変更。人文(英語文学文化)=面接を追加/国際社会(経済・社会)=セ試2→3教科/人間科学(心理)=セ試4→2教科/同(言語科学)=セ試3→2教科、面接を廃止/数理科学(情報理学)=セ試1→2教科。
●東京都市大
 (1)「武蔵工業大学」から名称変更予定。(2)都市生活・人間科学の2学部を増設予定(認可申請中)。また、知識工に「自然科学科」を増設予定。
●東京理科大
 (1)C方式(一般・セ試併用の学部共通入試)の理科の科目選択を、理1部・工1部・薬・理工・基礎工・経営とも「物理・化学・生物(各I・II)から1科目選択」に統一する。(2)一般B方式の学外試験場を広島に増設し、さいたま・横浜を廃止。
●東洋大
 (1)国際地域学部を板倉(群馬県)から白山(東京都心)にキャンパス移転。(2)工学部(8学科)を理工学部(6学科3コース)に改編。(3)理工でD方式(3科目型。最高得点科目の得点を2倍)を新規実施(130人)。(4)セ試B方式で、法・国際地域が中期(2科目型)を新規実施。(5)理工で公募推薦を新規実施し、法1部で「AO型一般推薦」を廃止。
●日本大
 (1)法のセ試C方式、国際関係のセ試C方式1期の出願締切日を、セ試本試験日の後から前に繰り上げる(法1/27→1/17、国際関係1/24→1/16)。(2)法のセ試C方式に3教科型を追加。(3)国際関係のA方式1期で水戸・宇都宮・高崎・藤沢・新潟・浜松の試験場を廃止。(4)生産工のA方式で学外試験場を新設(1期13会場、2期4会場)。A方式1~3期で数学の出題範囲からIII・Cを、理科の出題範囲からIIを除外。(6)生産工で2学科を増設(環境安全工、創生デザイン)。(7)公募制推薦を法・生産工で新規実施、経済で廃止。
●法政大
 (1)T日程で国際文化が科目変更(小論文・情報関係基礎から1→国語・数学から1)、人間環境が2→3科目に増加(地歴を追加)。(2)経済(国際経済・現代ビジネス)でセ試後期を新規実施。
●武蔵大
 (1)全学部入試(2教科型)を「1学部のみ出願可→同日で複数学部間の併願可」に変更(3学部まで可)。(2)全学(経済‐金融を除く)でセ試後期を新規実施。(3)個別学部日程で記述式を廃止、全マークシート方式になる。(4)セ試前期で、全学部(人文‐英米比較文化を除く)の英語が、リスニング必須から「リスニングの有無で高得点の方を利用」に変更。
●明治大
 (1)法のセ試前期で、3科目方式に加え4科目・5科目方式を新規実施(3方式間の併願も可)。(2)政治経済(政治・経済)のセ試後期が、4→6教科に負担増。
●明治学院大
 社会(社会福祉)のセ試利用で5教科型を廃止する。
●早稲田大
 (1)社会科学が「昼夜開講制(13時開講)→昼間部(9時開講)」に移行する。(2)人間科学のセ試利用で2次(小論文)を廃止。(3)文・文化構想の試験日を繰り上げる(文化構想2/17→2/12、文2/23→2/17)。(4)先進理工で一般入試の得意科目選考(総合点による判定以外に、学科指定科目の優秀者を合格とする)を廃止。
●神奈川大
 (1)法で一般・セ試併用のC方式を新規実施。(2)理・工でAO入試を新規実施。

 
 

北陸・東海

 

中京大で入試方式をスリム化
愛知大(前期)で試験日を増加

 

●金沢医科大
 (1)医の一般入試を65人→60人に減らし、指定校推薦(5人)を新規実施。(2)医の1次試験の学外試験場を札幌・広島に増設(5→7会場に)。
●金城学院大
 (1)一般前期の併願受験料を減額(2万円→1万円)する。(2)文・現代文化・人間科学・生活環境の一般前期で、2教科型に加え「3教科型」を新規実施する。
●愛知大
 (1)一般・セ試併用のセンタープラス方式で、個別試験を「独自試験日→一般前期の問題を使用」に変更。試験日が「1→4日間」に増える。また、2併願以上の場合の受験料割引制度を導入。(2)一般前期の試験日を「3→4日間」に増加。
●椙山女学園大
 (1)生活科学・現代マネジメントの一般Aで、国語の出題範囲に古文(選択問題)を追加。また、生活科学・文化情報・現代マネジメント・教育の一般Aで、数学の出題範囲に数II・B(選択問題)を追加。(2)人間関係の一般Bで、小論文型に加え1教科型を新規実施。
●中京大
 (1)出願締切日を、前期A・B・D・E方式で1/18→1/23に繰り下げ、M方式で1/25→1/16に繰り上げる。(2)前期A方式の試験日を「2/1~2/4→2/6~2/9」に繰り下げる。また、前期B方式も「2/2・3(試験日自由選択)→2/10(複数学科選択可)」に繰り下げる。一方、前期M方式の試験日を2/9→2/1に繰り上げる。(3)情報理工で前期B方式を廃止。(4)9学部(国際教養・文・国際英語・心理・法・経営・総合政策・現代社会・体育)で、センタープラス方式(一般・セ試併用)を廃止。(5)11学部(国際教養・文・国際英語・心理・経済・法・経営・総合政策・現代社会・情報理工・体育)のセ試前期で、4教科型を廃止する。(6)経済・情報理工で「数学重視型センタープラス方式」を新規実施、「セ試2科目(数学必須)+一般1科目(数学)」で判定。
●中部大
 (1)特別奨学生試験を新規実施(原則として入学金と4年間の学費相当分を免除)。(2)一般中期を廃止。(2)国際関係学部に「中国語中国関係学科」を増設予定。
●日本福祉大
 一般後期で、一般・セ試併用の「センタープラス方式」を新規実施。
●藤田保健衛生大
 医療科学部で、一般前期・後期から面接を除外。また、セ試利用で2次(面接)を廃止し、受験料を「2万5千円→2万円」に値下げする。
●名城大
 (1)薬で一般・セ試併用型のF方式(セ試3科目+個別1科目)を新規実施。(2)農のA方式で試験日自由選択制を導入(試験日1→2日)。(3)経済・経営の試験日を2→3日間(自由選択制)に増やす。

 
 

関西

 

立命館大の6学部でセ試7科目型、
近畿大でセ試中期を新規実施


試験会場の全国展開の例(関西大・2月)

●京都産業大
 (1)法学部に「法政策学科」を増設予定。(2)スタンダード2科目型を新規実施。
●同志社大
 (1)神・社会で1・2年次を「京田辺→今出川」にキャンパス移転、4年間とも京都市内に。(2)入学定員を5,257人→5,630人に拡大(社会365人→400人、法・経済・商各805人→850人、政策375人→400人、文化情報250人→280人)。(3)文(哲学)のセ試利用でセ試を3→5科目に増加、2次(小論文・口頭試問)を廃止。
●佛教大
 (1)B日程の試験機会が2→3回に(自由選択制。1日目が午前・午後の2回実施に)なり、大阪会場を増設。(2)教育のA日程とセ試前期で国語が「必須→選択」に。
●立命館大
 (1)文・法・産業社会・政策科学・国際関係・理工で、セ試利用の7科目型を導入する。(2)国際関係・映像で、セ試利用の4教科型を「5教科型」に変更。(3)経済の後期分割入試を「個別のみ(2科目)→一般・セ試併用(個別2科目+セ試1科目)」に変更。
●龍谷大
 (1)一般A・B日程の「配点セレクト方式」で、文系6学部が「選択科目重視型」を、理工が「理科重視型」を新規実施する。(2)一般A・B日程の学外試験場を山口に増設し、北九州を廃止する。
●関西大
 (1)外国語学部を新設予定。英語教育・中国言語文化・外国語コミュニケーションの3専修で構成される。(2)学部個別日程の試験機会を、法・経済・商・社会で1→2回に、文・政策創造で2→3回に増やす。(3)全学部日程・セ試中期(一般・セ試併用)の学外試験場を新潟・福井・山口・熊本に増設。会場数が「22→26」に増加する(p.111の図3を参照)。
●大阪経済大
 経済(経済・地域政策の2学科構成)が学科別募集から、学部一括募集に変更。
●大阪工業大
 (1)セ試前期C日程の出願締切日を、セ試本試験日の「後→前」に繰り上げる(1/31→1/16)。(2)セ試前期C日程を、工・情報工は「理系型・総合型」、知的財産は「文理型・総合型」の2方式に分割する(理系型・文理型はセ試3科目、総合型はセ試4科目)。
●近畿大
 (1)7学部(法・経済・経営・理工・工・生物理工・農)の前期A日程で、得意科目重視方式(出願時に申告)を高得点科目重視方式(高得点科目を自動的に2倍)に変更する。(2)9学部(法・経済・経営・理工・薬・文芸・医・生物理工・工)でセ試C方式中期を新規実施する。(3)生物理工のPC方式後期(一般・セ試併用)で、セ試を3→1科目、個別を3教科必須から「3教科受験の高得点1教科」に軽減。(4)産業理工のPC方式後期で、セ試を3→1科目、個別を「3教科受験の高得点2教科→1教科」に軽減。
●桃山学院大
 前期B日程で、配点を「英語・国語各100点、高得点の方を1.5倍」に変更・統一する(08年は、社会・法・経済・経営=英語・国語各100点、国際教養=英語150点・国語100点」)。
●関西学院大
 (1)入学定員を4,425人→5,150人に拡大。聖和大を統合し、教育学部を増設(定員350人)。総合政策が「学科別募集→学部一括募集」に変更、学科増設に伴い定員増(480人→580人)。理工も学科増設に伴い定員増(360人→460人)。社会は「5コース→3系7領域」に改組し定員増(475人→650人)。(2)「関学独自方式」で、総合政策・社会が英語・数学型、社会がセンター併用型<数学>を新規実施。(3)F方式の試験会場を高知に増設。(4)総合政策のF方式で「理系3科目型」を新規実施。(5)社会のセ試利用3月で、4科目型に加え3科目型を新規実施する。
●甲南大
 (1)学部増設(マネジメント創造)に伴い、EBA総合コースを廃止。(2)理工でE日程S方式を廃止。
●神戸女学院大
 (1)一般・セ試併用の前期D日程(セ試1科目+個別1科目)で、募集枠を拡大(24人→42人)し、セ試2科目型を追加する。(2)セ試後期を廃止する。(3)学外試験場で、京都を廃止し、名古屋に増設。
●武庫川女子大
 (1)文・生活環境でAO入試を廃止。(2)文・生活環境・薬で一般・セ試併用の「一般Bセンタープラス」を廃止。(3)文・生活環境・薬の一般A・Bで奈良会場を増設。

 
 

中四国・九州

 

九州産業大・福岡大・広島修道大で
一般・セ試併用型を導入


「一般・セ試併用型」の例

●岡山理科大
 工に学科横断型の「工学プロジェクトコース」を新設。
●広島修道大
 (1)一般前期の学外試験場を、三次(広島県)に増設、大阪を廃止。(2)一般・セ試併用入試を導入(人文‐人間関係のみ)。セ試2科目と一般2科目で判定。
●松山大
 (1)経済・経営・人文・法で前期2教科型(英語・国語)を新規実施。(2)後期セ試併用方式(一般・セ試併用)を、経済で新規実施し、薬で廃止。(3)法でセ試後期を新規実施。(4)経済でAO入試を導入。
●九州産業大
 (1)国際文化・経済・情報科学・工・芸術で、一般・セ試併用型を導入。学部別の募集人員は、国際文化10人・経済<昼15人・夜4人>・情報科学5人・工19人・芸術(美術)2人。「セ試2科目+個別(一般前期)1科目」で判定。(2)工でAO入試を新規実施(27人)。
●西南学院大
 (1)文(英文・外国語<フランス語>・商・人間科学(社会福祉)・国際文化で、一般・セ試併用型を新規実施する(上の図1を参照)。「セ試2科目+個別(A・F日程)2科目」で判定。(2)経済のセ試前期が6→4科目に軽減(数学2→1科目、理科を除外)。(3)法・経済で公募制推薦を新規実施(法では自己推薦を廃止)。
●福岡大
 法・経済・薬で、一般・セ試併用の「センタープラス型入試」を導入(上の図1を参照)。学部別の募集人員は法35人・経済20人・薬10人。「セ試2科目(薬は3科目)+個別(一般前期)2科目」で判定。

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新設大学・学部・学科をチェック!
医療・看護が“新設ラッシュ”、心理、教員養成系の新設も目立つ

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 ここからは、全国の私立大について、09年度に新設予定の大学および学部・学科等(既存の学部・学科の組織改編を含む)を紹介する。医療・看護系の“新設ラッシュ”をはじめ、心理、教員養成といった分野での新設が目立つ。

 
 

青山学院大・國學院大・関西学院大
などで教員養成学部を新設予定

 

 私立大における、09年度の新設予定大学、および学部・学科の新増設予定(認可申請分)、さらに学部・学科の改組・再編等に伴う新増設で、4月末までに文部科学省に「設置届出」があったもの(6月末発表)を、このページ下の一覧に示した。
 学問分野や教員組織等を大きく変えないなど、一定の条件を満たす場合に限り、文部科学大臣に届け出れば学部・学科等を増設できる。その他の学部・学科増設や、大学そのものの新設には「認可申請」が必要で、最終的には10月末に正式に認可される予定。

●大学の新設(認可申請)

 9大学の新設が予定されている。このうち、7大学が医療・看護系、2大学が保育・教育系の専門大学。

●学部・学科増設(認可申請)

 認可申請した学部・学科は、学部増設が19大学20学部、学科増設が4大学4学部4学科となる(通信教育課程を除く)。これにより、私立大の定員は約2千人増える。さらに、大学の新設による定員増(約1千人)や、別途申請中の定員増(約2千人)を加えると、私立大全体の定員は約5千人増えることになる。

●学部・学科増設(設置届出)

 4月末までに届出のあった学部・学科を合計すると、学部増設が22大学27学部等、学科増設が24大学28学部38学科等となる(通信教育課程を除く)。届出は12月まで随時受け付けられるので、今回の掲載分(4月末届出)は、09年度分のごく一部に過ぎない。なお、5月以降の届出分で、大学が公表しているものの一部を、今回の特集・第一章に掲載した。

●新設大学・学部・学科の特徴

 分野別に見ると、ここ数年と同じく、医療・看護、心理、そして保育・幼稚園や小学校の教員を養成する学部・学科の新設が多い。最も目立つのが、医療・看護系統の“新設ラッシュ”だが、08年の私立大一般入試をみると、一般企業の就職事情の好調さに加え、厳しい勤務実態が敬遠材料となり、志望者が他系統に流出し、志願者4%減(旺文社集計)と人気ダウン(特に理学療法・作業療法)。新設に伴う合格者増(7%増)もあり、易化した模様だ。
 大都市圏を中心とした教員不足、そして採用率の上昇を背景に、教員養成系も“新設ラッシュ”が続く。特に、青山学院大・國學院大・関西学院大といった“ブランド校”で新設が相次ぎ、注目度は高い。ただし、教員を取り巻く環境は依然として厳しく、受験生の教員志望は必ずしも高まっていない(08年私立大一般入試で、保育・教育関連は志願者約7%減)。
 両系統とも、09年も人気アップは考えにくく、新設による系統全体の定員増により、既設校の志願者減、倍率ダウンは必至。教員養成系の場合は、前述の“ブランド校”の新設学部が人気を集めよう。
 この他、東京女子大(2学部10学科→1学部4学科12専攻)、高知工科大(工学部<5学科>→3学群13専攻)の全学的な組織変更が注目される。
 新設学部・学科の詳細については、各大学のパンフレットや募集要項などで必ずチェックし、不明の点は入試担当者に問い合わせていただきたい。

 

(文責/小林)

 
 

2009年度/私立大学の新設予定大学・学部・学科一覧
(認可申請分+設置届出《4月分》)

 

 <注>(1)文部科学省発表による(7月中旬現在)。(2)誌面の都合上、通信教育課程の新設、新設に伴う既設学部・学科の定員減は割愛。(3)大学名の後のカッコ内は新設大学・学部・学科の設置予定地。(4)学部・学科の後の人数は定員(編入学定員を除く)。(5)改組・再編等に伴う新学部・学科の設置届出の情報(5月分以降)は、文部科学省からの発表があり次第、本誌に掲載する予定。

 

(1)大学の新設(認可申請:名称は仮称)


9大学10学部12学科

弘前医療福祉大学(青森県弘前市)
保健学部‐看護学科50人、医療技術学科(作業療法学専攻40人・言語聴覚学専攻30人)
*09年4月に「弘前福祉短大→弘前医療福祉大短大部」に名称変更予定。
日本赤十字秋田看護大学(秋田県秋田市)
看護学部‐看護学科100人
*日本赤十字秋田短大‐看護学科80人を廃止。
日本医療福祉大学(埼玉県幸手市)
保健医療学部‐看護学科100人
東都医療大学(埼玉県深谷市)
ヒューマンケア学部‐看護学科100人
こども教育宝仙大学(東京都中野区)
こども教育学部‐幼児教育学科100人
*宝仙学園短大‐保育学科60人を廃止。
東京有明医療大学(東京都江東区)
保健医療学部‐鍼灸学科60人、柔道整復学科60人
ヒューマンケア学部‐看護学科50人
びわこ学院大学(滋賀県東近江市)
教育福祉学部‐子ども学科80人
*09年4月に「滋賀文化短大→びわこ学院大短大部」に名称変更予定。滋賀文化短大‐生活文化学科50人・人間福祉学科210人を廃止。
大阪保健医療大学(大阪府大阪市)
保健医療学部‐リハビリテーション学科(理学療法学専攻60人・作業療法学専攻40人)
広島都市大学(広島県広島市)
健康科学部‐看護学科100人

 

(2)学部の新設(認可申請)


19大学20学部24学科

西武文理大学(埼玉県狭山市)
ヒューマン看護学部‐ヒューマン看護学科80人
駒沢女子大学(東京都稲城市)
人間健康学部‐健康栄養学科80人
*駒沢女子短大‐食物栄養学科80人を廃止。
國學院大学(神奈川県横浜市)
人間開発学部‐初等教育学科100人、健康教育学科100人
東京成徳大学(東京都北区)
経営学部‐現代経営学科100人
*東京成徳短大‐ビジネス心理学科100人を廃止。
法政大学(東京都町田市)
スポーツ健康学部‐スポーツ健康学科150人
東京都市大学(東京都世田谷区)
都市生活学部‐都市生活学科150人
人間科学部‐児童学科100人
*09年4月に大学名を「武蔵工業大学→東京都市大学」に、知識工学部応用情報工学科を「経営システム工学科」に名称変更予定。
松蔭大学(神奈川県厚木市)
観光文化学部‐観光サービス学科187人
浜松大学(静岡県浜松市)
保健医療学部‐理学療法学科40人、作業療法学科40人
富山国際大学(富山県富山市)
子ども育成学部‐子ども育成学科80人
仁愛大学(福井県越前市)
人間生活学部‐健康栄養学科75人、子ども教育学科45人
*仁愛女子短大‐生活科学学科調理科学専攻35人を廃止。
大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)
ソーシャルエコノミー学部‐アセット・マネジメント学科80人
*09年4月に工学部電子工学科を「電気電子工学科」に名称変更予定。
関西学院大学(兵庫県西宮市)
教育学部‐幼児・初等教育学科280人、臨床教育学科70人
*聖和大(教育学部110人、人文学部110人)を統合。
神戸国際大学(兵庫県神戸市)
リハビリテーション学部‐理学療法学科80人
山陽学園大学(岡山県岡山市)
看護学部‐看護学科80人
*コミュニケーション学部120人を廃止。
四国大学(徳島県徳島市)
看護学部‐看護学科80人
*生活科学部‐養護保健学科65人を廃止。
活水女子大学(長崎県長崎市・大村市)
看護学部‐看護学科70人
別府大学(大分県別府市)
国際経営学部‐国際経営学科160人
*文学部‐国文学科80人、英文学科40人、史学科120人、芸術文化学科70人、文化財学科100人を廃止。09年4月に食物栄養科学部食物バイオ学科を「発酵食品学科」に名称変更予定。
西九州大学(佐賀県佐賀市・神埼市)
子ども学部‐子ども学科80人
南九州大学(宮崎県都城市)
人間発達学部‐人間発達学科130人

 

(3)学科の新設(認可申請)


4大学4学部4学科

札幌国際大学(北海道札幌市)
スポーツ人間学部‐スポーツ指導学科60人
*現代社会学部120人を廃止
つくば国際大学(茨城県土浦市)
医療保健学部‐保健栄養学科80人
帝塚山大学(奈良県奈良市)
現代生活学部‐こども学科100人
*09年4月に人文科学部英語文化学科を「人文学部英語コミュニケーション学科」に名称変更予定。
比治山大学(広島県広島市)
現代文化学部‐子ども発達教育学科70人

 

(4)学部の設置届出(4月分:6月末発表)


20大学25学部等33学科等

札幌学院大学(北海道江別市)
経営学部‐経営学科120人・会計ファイナンス学科80人
札幌国際大学(北海道札幌市)
スポーツ人間学部‐スポーツビジネス学科60人
東北学院大学(宮城県仙台市)
経営学部‐経営学科310人
駿河台大学(埼玉県飯能市)
メディア情報学部‐メディア情報学科150人
心理学部‐心理学科120人
秀明大学(千葉県八千代市)
観光ビジネス学部‐観光ビジネス学科70人
日本橋学館大学(千葉県柏市)
リベラルアーツ学部‐総合経営学科95人、人間心理学科40人、総合文化学科90人
青山学院大学(神奈川県相模原市<1・2年次>・東京都渋谷区<3・4年次>)
教育人間科学部‐教育学科180人、心理学科105人
*文学部‐教育学科(150人)・心理学科(105人)、文学部第2部‐教育学科(80人)を廃止。
東京女子大学(東京都杉並区)
現代教養学部‐人文学科345人、国際社会学科225人、人間科学科260人、数理科学科60人
*文理学部(7学科:615人)・現代文化学部(3学科:275人)を統合。
東洋大学(埼玉県川越市)
総合情報学部‐総合情報学科260人
*09年4月に「工学部→理工学部、電子情報工学科→電気電子情報工学科、環境建設学科→都市環境デザイン学科」に名称変更予定。工学部‐情報工学科130人、コンピュテーショナル工学科110人、機能ロボティクス学科110人を廃止。
武蔵野大学(東京都西東京市)
環境学部‐環境学科100人
鎌倉女子大学(神奈川県鎌倉市)
教育学部‐教育学科80人
桜花学園大学(愛知県豊明市)
学芸学部‐英語学科80人
同志社大学(京都府京田辺市)
心理学部‐心理学科150人
同志社女子大学(京都府京都市)
表象文化学部‐英語英文学科160人、日本語日本文学科130人
大阪樟蔭女子大学(奈良県香芝市)
心理学部‐臨床心理学科50人、発達教育心理学科30人、ビジネス心理学科30人
児童学部‐児童学科150人
*09年4月に学芸学部被服学科アパレル専攻を「被服学専攻」に、同化粧文化専攻を「化粧学専攻」に名称変更予定。
関西医療大学(大阪府泉南郡熊取町)
保健看護学部‐保健看護学科80人
帝塚山学院大学(大阪府大阪狭山市)
リベラルアーツ学部‐リベラルアーツ学科200人
甲南大学(フロンティアサイエンス=兵庫県神戸市、マネジメント創造=兵庫県西宮市)
フロンティアサイエンス学部‐生命化学科35人
マネジメント創造学部‐マネジメント創造学科180人
山陽学園大学(岡山県岡山市)
総合人間学部‐言語文化学科60人、生活心理学科60人
高知工科大学(高知県香美市)
システム工学群170人
環境理工学群90人
情報学群100人
*工学部(5学科:360人)を改組・分割。

 

(5)学科の設置届出(4月分:6月末発表)


24大学28学部38学科

東北学院大学(宮城県仙台市)
経済学部‐共生社会経済学科170人
東北芸術工科大学(山形県山形市)
デザイン工学部‐グラフィックデザイン学科55人、映像学科50人、企画構想学科40人
駿河台大学(埼玉県飯能市)
現代文化学部‐現代文化学科120人
獨協大学(埼玉県草加市)
外国語学部‐交流文化学科100人
日本工業大学(埼玉県南埼玉郡宮代町)
工学部‐ものづくり環境学科50人、生活環境デザイン学科50人
*09年4月に工学部システム工学科を「創造システム工学科」に名称変更予定。
帝京平成大学(現代ライフ=千葉県市原市、ヒューマンケア=東京都豊島区)
現代ライフ学部‐レジャービジネス学科98人
ヒューマンケア学部‐柔道整復学科89人、はり灸学科89人
*ヒューマンケア学部‐身体機能ケア学科178人を廃止。
東京成徳大学(千葉県八千代市)
応用心理学部‐健康・スポーツ心理学科50人
青山学院大学(神奈川県相模原市<1・2年次>・東京都渋谷区<3・4年次>)
経営学部‐マーケティング学科150人
亜細亜大学(東京都武蔵野市)
経営学部‐ホスピタリティ・マネジメント学科90人
学習院大学(東京都豊島区)
理学部‐生命科学科50人
昭和女子大学(東京都世田谷区)
人間文化学部‐国際学科70人
生活科学部‐健康デザイン学科75人
*09年4月に、生活科学部生活環境学科を「環境デザイン学科」に、同生活科学科管理栄養士専攻を「管理栄養学科」に、人間社会学部福祉環境学科を「福祉社会学科」に名称変更予定。
白梅学園大学(東京都小平市)
子ども学部‐発達臨床学科50人
東洋大学(東京都世田谷区)
生命科学部‐応用生物科学科100人、食環境科学科100人
工学部‐生体医工学科100人
*09年4月に「工学部→理工学部、電子情報工学科→電気電子情報工学科、環境建設学科→都市環境デザイン学科」に名称変更予定。
目白大学(東京都新宿区)
人間学部‐児童教育学科50人
長岡造形大学(新潟県長岡市)
造形学部‐美術・工芸学科35人
*造形学部ものデザイン学科を「プロダクトデザイン学科」に名称変更予定。
新潟産業大学(新潟県柏崎市)
経済学部‐文化経済学科70人
大谷大学(京都府京都市)
文学部‐教育・心理学科100人
京都精華大学(京都府京都市)
人文学部‐総合人文学科450人
花園大学(京都府京都市)
社会福祉学部‐児童福祉学科80人
帝塚山学院大学(大阪府堺市)
人間文化学部‐情報メディア学科90人、心理学科150人
関西学院大学(兵庫県三田市)
理工学部‐数理科学科75人、人間システム工学科80人
総合政策学部‐都市政策学科100人、国際政策学科120人
神戸女子大学(兵庫県神戸市)
健康福祉学部‐健康スポーツ栄養学科60人
*09年4月に、健康福祉学部健康福祉学科を「社会福祉学科」に名称変更予定。
西日本工業大学(福岡県京都郡苅田町)
工学部‐総合システム工学科165人、デジタルエンジニアリング学科75人
別府大学(大分県別府市)
文学部‐国際言語・文化学科170人、史学・文化財学科160人
*09年4月に、食物栄養科学部食物バイオ学科を「発酵食品学科」に名称変更予定。

 

この記事は「螢雪時代(2008年9月号)」より転載いたしました。

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